新宿区へアルストロメリアを贈る/人生の節目に華を

JA上伊那
卒業メッセージ入りの花
卒業メッセージ入りの花

伊那市はJA上伊那と協力し、友好提携都市の東京都新宿区へアルストロメリアを贈り、区立小中学校や特別支援学校の卒業生約2500人の人生の節目を祝った。21日には同市の「産業と若者が息づく拠点施設(allla)」で、小学校と特別支援学校分のラッピング作業を行った。
この取り組みは上伊那が全国一の生産量を誇るアルストロメリアで卒業の門出を祝うとともに、伊那市の魅力を発信することが目的。2017年度から始まり、コロナ禍でも休校などで寂しい思いをしている児童や生徒に元気を届けようという思いも込めて毎年実施してきた。
同日、伊那市やJAの職員ら19人が約1900本を作業。いろとりどりのアルストロメリアを1本ずつ包み、リボンやメッセージカードを添えた。
同市文化スポーツ部文化交流課の北村ユミさんは「コロナ禍で交流が思うようにできなかったが、お祝いの気持ちを込めた花を贈ることで伊那市とのつながりを感じてもらいたい。また、アルストロメリアの美しさも楽しんでもらいたい」と話した。

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