凍霜害に注意 対策講習会開催

JAながの
燃焼法の実演をする長野県農業農村支援センターの職員
燃焼法の実演をする長野県農業農村支援センターの職員

3月17日須坂市のJAながの須高営農センター敷地内で果樹の凍霜害対策講習会が開催され、組合員約30人が参加した。
講師に長野県農業農村支援センターの職員を招き、気象状況や果樹の生育状況を伝えながらテレビやラジオでの情報収集の必要性や事前対策、防霜ファンの使用の重要性について資料を配布し説明。また、令和3年は冬期間に長時間の低温に複数回遭遇した事や、4月上旬から被害の発生が報告され、今年についても3月上旬の気温が高く、令和3年同様に果樹の生育が早まっている事から、4月初旬から霜の危険性が高い年であるとの注意を呼びかけた。続けて燃焼資材活用により凍霜害を回避する「燃焼法」を実演。使用方法や注意点を交えながら丁寧に説明を行った。
JAの営農技術員は「気温と農作物の状況に合わせて、早めの対策を講じて被害が出ないように呼びかけをしていきたい」と話した。

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