花の作り手 交流深めて

JAグリーン長野
「ユーカリ」を活ける部会員
「ユーカリ」を活ける部会員

JAグリーン長野花き部会は2月28日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで「女性研修会」を行った。花のつくり手同士の交流を深めるとともに、女性の部会活動への参画を促そうと企画したもの。女性18人と部会役員が出席。新型コロナウイルスによる自粛が続き、3年ぶりに開催した。
出席者は、「消費者」の立場に立って、フラワーアレンジメントに挑戦。自身ら部会員が生産した「ユーカリ」を使い、地元生花店員を講師に招いて、アレンジ方法のポイントを確認。普段から花の扱いに慣れていることもあり、花の向きや長さなどを検討しながら、思い思いに花を活け、作品を完成させた。出席者の女性は「自分達の栽培した花がこうやって使われていると思うと嬉しいし、改めて、花は良いと思ったので、また今年も花づくりを頑張りたい」と意気込んだ。
また、生花店社長から、昨今の花きの売れ筋などを聞き、新型コロナ禍の中でも花の需要が伸びていることや「季節感のある品目」に特に注目が集まっていることを再度確認。出席者はうなずき、栽培意欲を高めていた。青木和正部会長は「花を飾り、和気あいあい過ごし、ぜひ今年も農業に気合を入れ出荷してもらいたい」と呼びかけた。

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