令和5年産麦(小麦)栽培指導会/新品種の管理作業について確認

JA上伊那
説明を聞く生産者
説明を聞く生産者

JA上伊那営農経済部米穀課は2月13日から16日にかけて管内4会場で、令和5年産麦(小麦)栽培指導会を開いた。JAの担当職員や上伊那農業農村支援センターの技師が、生育状況や越冬後の管理作業について説明。今期から品種変更した「ハナチカラ(東山53号)」の栽培の注意点などを確認した。
ハナチカラは麺やパンの加工に適した超強力粉タイプの硬質小麦。2022年まで栽培していた品種「ハナマンテン」に比べ、反収も良く、凍霜害に強いという特徴がある。
16日に伊那市のJA上伊那野菜選荷場で開いた指導会には、生産者43人が出席。生育状況を確認しながら踏圧することや、地区ごとに異なる追肥の散布について説明した。
同支援センターの技師は「収益アップのためにはタンパク質を基準値から落とさないことが大事。反収の増加が見込まれるため追肥の量などに気をつけてほしい」と呼びかけた。

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