「おいでやす~」旅行気分をみんなで共有 女性部でリモート八つ橋作り体験

JAみなみ信州
本格的な八つ橋づくりを楽しむ部員
本格的な八つ橋づくりを楽しむ部員

JAみなみ信州女性部は9・10日、飯田市鼎の同JA本所で女性部統一旅行企画「オンライン和菓子作り体験」を行った。毎年恒例の同旅行を今年も中止とした代わりに、みんなで楽しめることはないかと同部で検討。2日間で4回に分散して開催し82人が参加した。京都府京都市の観光施設「八つ橋とししゅうやかた」とリモートでつなぎ本格的な八つ橋づくりを楽しんだ。参加した松永寿々子さん(74)は「バスに乗ってみんなで出かけるのはもちろん楽しいが、今日も本格的な八つ橋づくりができて京都に行ったような気分になって楽しめた。みんなで京都に行きたくなった」と笑顔で話した。
八つ橋作りではリモートで繋いだ同施設講師の「ようこそおいでやす~」のあいさつに始まり、京都を思わせる音楽が流れる中作業を進めた。作業の間には京都の観光名所の紹介動画が流れるなど参加者は京都の雰囲気を味わいながら栗、抹茶、ニッキの3種類の八つ橋を完成させた。基本の形の他に花に見立てて包んだり、余った生地を紐にして飾りとして使うなど思い思いにアレンジを楽しんだ。あんこがたっぷり入った大きな八つ橋が出来上がると参加者は満足した表情を見せた。
同部の吉澤良子副部長は「毎年楽しみにしている旅行は残念ながら中止としましたが、みんなで少しでも旅行気分を味わいたいと今回のリモートでの和菓子作りを企画しました。楽しい時間を共有し今後のパワーにしましょう」とあいさつした。
参加者は家でも八つ橋を作れるようにと材料の分量を同施設から聞きメモを取り、作った八つ橋をお土産に持ち帰った。

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