花栽培に挑戦を

JAグリーン長野
苗の植え付けに取り組む受講生
苗の植え付けに取り組む受講生

JAグリーン長野営農部と長野農業農村支援センターは2月23日、2023年・24年生産に向けた「花き栽培セミナー」を開講した。昨年の10月に開催したトルコギキョウの見学会を踏まえ、実際に栽培に関わって頂き栽培者を増やすのが狙い。昨年からトルコギキョウに固執すると施設が必要な点から、実際の栽培に繋がらない事例も多く、露地で栽培出来る品目の紹介も行いながら今シーズンは4回程度の開催を予定する。
この日は長野市篠ノ井と青木島で開催し、受講者8人が参加。ハウスや露地で栽培出来る補完品目として現在ハウス内で生育するヒマワリを紹介。生育期間が短く出荷出来る点や栽培のポイントを伝えた。
その後、場所移動し花き部会主力の「トルコギキョウ」のセル苗を長野農業農村支援センター指導の基、実際に植え付け作業を行った。当日はくもり天気だったが、だんだんと晴れ模様。ハウス内の気温も高くなり、受講者は汗だくになりながら苗を植え付けた。
受講者からは「ハウス内で作業する事の大変さがわかった。1畝全部植えられた達成感を感じた。今後、どのような生育になるのか楽しみ。露地栽培の品目も検討しながら挑戦してみたいと思う」と前向きな声が寄せられた。
事務局を務めるJA職員は、「今シーズンはこの後、作付けを始める受講者もおり、またハウスが準備出来れば栽培を行いたいと言う方もいるので、既存の生産者と相談しながら新しい生産者に繋がるようにして行きたい」と話した。

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