青壮年部の要望をJA経営層に

JAグリーン長野
JAに要望を伝える青壮年部(長野市篠ノ井、2月21日)
JAに要望を伝える青壮年部(長野市篠ノ井、2月21日)

JAグリーン長野青壮年部は2月21日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで「役職員との懇談会」を開いた。青壮年部役員23人、JA常勤役員・JA青年理事、事業部長など職員28人が出席。農業や若手農業者の経営を取り巻く課題や今後の方策について、青壮年部がJAに提案や要望を伝え、JAが回答した。
懇談では、2020年度に行った「青壮年部アンケート」を元に開いた「分科会」で協議された内容をJA役員に改めて伝え、「労働力確保策」「作業量の負担」に向け「1日バイトアプリ」のほか新たな人材確保策を提案しながらJAの支援を求めたほか、新規就農者の確保に向けて、JAが受け皿となり、支援制度の拡充、里親制度のJA独自実施、行政の各種制度の提案等まで含めて手厚い支援を要望した。青壮年部部員の一人は「農業や金融共済まで総合的にプロデュースできることがJAの強みだと考えるので、職員間の横の連携を持って農家を支援してもらいたい」と要望した。栗林和洋組合長は「荒廃農地が非常に大きくなってきている実情の中で担い手のみなさんを中心にグリーン長野がしっかり農業振興をしていけるようにしてまいりたい」と話し、さらなるJA事業や農業における活躍を要請した。清滝真彦青壮年部長は「青壮年部員の要望や意見などについてまたJAから意見や支援をいただき、より良くなっていければ良い」と話した。
懇談会の前段には、営農部・生産販売部・生産購買部の職員と、また、20日には、松代支部や松代地区のJA役職員と懇談会を開催し、職員への要望や地域に即した課題解決案などを提案し、一層の農業振興へJAの協力を求めた。

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