課題を分析し改善策を提案/中核人材研修会

JA佐久浅間
浅沼組合長(右)から表彰を受ける横前さん
浅沼組合長(右)から表彰を受ける横前さん

JA佐久浅間は2月16日、佐久市のJA本所で中核人材育成研修会の修了レポート報告会を開き、常勤役員や室部長ら34人が出席した。
受講生が「マーケティング的発想を活用し、自部門の課題解決に向けた提案」をテーマにレポートを発表。最優秀賞には、複合渉外体制が目指す方向性について提案した小諸店事業推進課の横前達也係が選ばれた。
研修は「職員一人ひとりの能力の向上・開発を図り、必要とされる職員の育成を通じて現場力を高める」を事業計画の主要施策に掲げ、組織や職場、自身の課題を検討し、具体的な解決策を提案できる人材育成を目的に開いているもの。JA長野中央会JA支援部から講師を招き、各部門の20代から30代の中堅職員9人が、昨年9月から全7回の日程で、経営戦略やマーケティングなどを学んだ。
レポート報告会は、組織や職場、自身の課題を認識し、理論に基づいた解決策を企画・提案することを目的に開催。プレゼンテーション形式で発表を行い、テーマの魅力度や実現の可能性、表現力などを総合的に審査した。浅沼博組合長は「いずれも甲乙つけ難い提案であり、明日からでも取り組み実現してほしい。今回の研修で学んだことを今後の業務に生かしてほしい」と激励した。
最優秀賞を受賞した横前さんは「他部署の職員と意見を交わし、貴重な経験ができた。この経験を基に、未来を支える職員になりたい」と話している。

MENU