仲間と卒業 これからもはつらつと充実した日々を

JA松本ハイランド
グループ活動の成果を発表する学生
グループ活動の成果を発表する学生

JA松本ハイランドが総合的な教育活動を展開するために設ける「JA松本ハイランド夢あわせ大学」の学部の一つで、高齢者の生きがい学習の場として開講している「はつらつ大学」は2月15日、松本市のJAグリンパルで第35期の閉講式を行った。
同JAの田中均組合長は「何歳になっても未来のことを考え、好奇心を持つことが大事。はつらつ大学の受講をきっかけにして、これからもはつらつと元気に過ごしていただきたい」と激励した。
式典では、同JA組合員文化広報課の職員が用意した今期の活動報告を大型スクリーンに映し出し、思い出や講座を写真とともに振り返ったほか、学生が1年間、目的別グループとして活動してきた内容の発表会も開催。食品加工や手芸、運動などをテーマに活動した3つのグループが活動を報告し「仲間との活動の大切さや楽しさ」を伝えた。また、お楽しみショーとして松本を拠点に活動する大道芸コンビ「ピーナツバター」の「笑顔いっぱい笑(ショー)タイム」を楽しんだ。
卒業生の渡辺家光さんは「講座では興味深いテーマが多く、グループ活動では仲間と楽しく交流を深めるなど、充実した時間を過ごすことができた」と笑顔を見せた。
同大学は、JA管内の65歳以上の組合員や年金友の会の会員などを対象開く文化講座。農業や健康管理、福祉や地域貢献活動など幅広い分野にわたって教養を深める講座を行っている。これまでに1700人以上が卒業し、地域の文化活動のリーダーとして活躍している。

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