豆腐作り体験 女性部出前講座

JAながの
出来上がったざる豆腐とおから餅
出来上がったざる豆腐とおから餅

JAながの女性部では、地域貢献や食農教育の一環として地域団体や教育団体へ向けた出前講座を行っている。講座内容は米作りや大豆栽培をはじめ、農産加工が中心に多種多様だ。管内で取れる特産物や郷土食の伝承を題材に講演や体験など行っていて、22年度は女性部全体で12団体へ出向いた。
2月上旬、同女性部ながの地区吉田支部は管内の長野市立加茂小学校2年生の豆腐作りをサポートした。今年で4回目。同校では作物を育て、それが食に結びつくことを理解し、栽培の大変さや、生産者への感謝の気持ちを育む」ことをねらいとして生活の授業で農産物栽培を続けていてその一環。材料には同児童が校庭で栽培、収穫した大豆を使用した。事前に学習した手順を確認しながら大豆をミキサーで潰す作業やにがりを注ぐなど部員の手を借りざる豆腐とおから餅を作り上げた。担任の熊倉靖子先生は「食材がどのように変身をするのか楽しみながらも理解が深まれば」と話す。児童らは「大変だったけどおいしく出来た、お店で買う物より甘くておいしいかった」と試食を楽しんだ。
後日、児童より感謝の手紙が支部に届けられ、原田貞子支部長は「食卓に並び、口に入るまでには沢山の過程が有ることを知り、食の大切さを学んでもらえれば。楽しんでもらえて何よりです」と話す。
同女性部では食農教育を通じて地域の子供らに食の安全や大切さ伝える活動を継続的に行なっている。

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