五平もち 収穫の喜びを味わう/茅野市立金沢小学校

JA信州諏訪
育てた米で五平もち作りに挑戦する児童
育てた米で五平もち作りに挑戦する児童

茅野市の金沢小学校の5年生は2月7日、同校で稲作体験収穫祭を開いた。児童14人が参加。栽培指導に携わった地元組合員とJA役職員合わせて10人と、JAとゴールドスポンサー契約を結ぶサッカーJ3の松本山雅FCスタッフの片山真人さんが招かれた。児童は育てたもち米で五平もちを作り、収穫の喜びを味わった。
同校では、昨年5月に代かきと田植えを行い、9月に稲刈り、10月に脱穀を実施。12月に収穫祭を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期。この日、感染防止策を講じての開催となった。
児童は、朝から調理室で五平もち作りを行った。もち米は炊飯器で炊き、適度に手でこねて米粒の食感を残した。フライパンで焼き、たっぷりのエゴマだれを塗って仕上げた。
飯山希さん(11)は「お米づくりは大変だったけど、自分で育てたお米はおいしかった。勉強になったし、いい思い出になった」と笑顔で話した。
JAの矢島知子理事は、終わりの会で「稲作体験を通じて、地域の方とたくさんのつながりが持てたと思う。皆さんのふるさとは、地域とつながれる素晴らしいふるさと。将来はこのふるさとを大切にしてほしい」とあいさつした。

MENU