りんご高密植わい化栽培剪定講習会 注意点学ぶ

JAながの
説明する講師と話を聞く部会員
説明する講師と話を聞く部会員

JAながのちくまりんご部会は、1月25日千曲市上山田の漆原地区でりんご高密植わい化栽培の剪定講習会を開き部会員25名が参加した。講師は全農長野生産振興課の玉井技術審議役が務め、剪定方法や品種ごとの注意点について説明。剪定前に樹の様子を確認し樹勢判断を行ってから作業を開始すること、側枝が太い場合や枝数が多い場合には切除し下枝への受光を良くすることなど実技を踏まえながら説明した。また、同JAで重点振興品目として普及を行っている「シナノリップ」は、芽が出にくい品種なので切り戻す必要があるなどポイントを伝えた。
玉井技術審議役は「この栽培方法は樹勢コントロールが重要。剪定だけではなく、施肥や着果制限など総合的な管理が大切になってくる。常に樹の様子を観察しながら栽培を行って欲しい」と呼びかけた。
参加した部会員は、熱心に剪定技術を学び「分かりやすく役に立った、品質の向上を目指していきたい。」と意欲をみせた。

MENU