導入品種を吟味

JAグリーン長野
パンフレットを見る生産者
パンフレットを見る生産者

JAグリーン長野花き部会トルコギキョウ専門部は2月1日、長野市篠ノ井の営農センターで、「抑制トルコギキョウ」の品種検討会を開いた。生産者10人が、種苗メーカー5社を招いて、新品種や需要の高い品種など、メーカー主力の品種紹介を受け、導入を検討した。
検討会は年に2回、作型に合わせて開催。今回は4社担当者が会場を訪れたほか、1社がWEB会議システムを通じて参加。各社担当者は、花の形や色・草丈などの品種特性や作りやすさ、ロスの多少、価格面の推移などを、写真や見本花を示してアピール。生産者は、興味を示す品目の写真・パンフレットに丸印をつけたり、特徴をメモしていた。竹林一二専門部長は「昨年は品種選択の甲斐もあり、特に秋に出荷したものは良い価格で売れた。また今期も一生懸命やっていただいて、植えたものを全部出荷できるようにしていきたい」と抱負を述べた。
抑制作型には、トルコギキョウ栽培2年目の生産者から長年作り続けるベテランまで、8人が取り組む考え。JAでは生産者の要望に合わせて苗を一斉発注し、配布は7月を予定する。

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