青年部が献血ボランティア 若いパワーで地域に貢献

JA松本ハイランド
献血に協力する青年部員
献血に協力する青年部員

JA松本ハイランド青年部は2月2日、松本市のJAグリンパルで献血ボランティア活動を行った。同部の部員のなかでも特に若手が所属する専門部である後継営農部が主体となり、社会貢献活動の一環として行っているもの。日ごろ農作業で鍛えた健康な体に流れる血液を、輸血が必要な患者の支援につなげたいとの思いから平成26年にスタートし、今年で10年目を迎える。農閑期に実施することで、毎年多くの部員が献血に協力している。
当日は、日本赤十字社の協力で、献血車1台をグリンパル前の駐車場に配備。問診で健康診断を受けたのち、部員ら29人が400mlずつ血液を提供した。日本赤十字社の職員によると、コロナ禍による影響は少しずつ回復しているものの、輸血に用いる血液の不足は続いていることから、同部の献血活動は大きな助けとなっているという。
同部員の細江岳さんは「血液が不足しているという話をよく聞くので、この献血を通して少しでも役に立てればうれしい」と話し、同部の濵幾洋部長は「農閑期に有り余っている若いパワーを地域貢献につなげたいと始めた活動。血液を必要としている方の一助となれるよう、今後も活動を続けていきたい」と話した。

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