自己改革の取組みPR/オリジナルリーフレットを作成

JA信州諏訪
オリジナルリーフレットを作成した管理部の職員(諏訪市の本所で)
オリジナルリーフレットを作成した管理部の職員(諏訪市の本所で)

JA信州諏訪管理部企画管理課は、オリジナルリーフレット「自己改革ニュース」22年度版を発行した。22年度の取組みを盛り込んでA3判両面カラーで仕上げ、約1,700部用意した。多くの組合員・地域住民に配布し、農業所得増大や組織的広報活動など、自己改革の実践状況を広く周知している。
「自己改革ニュース」は18年から年に1、2回発行している。22年度版は、総合運営委員会と地区懇談会で参加者に配布と説明を行った。今後は、総代研修会時に全総代へ配布し活用する考え。また、支所窓口への設置も検討している。
22年度、JA機関誌「月刊JA's民」に備え付けている「組合員の声を聴く」返信用はがきで行った「JA信州諏訪自己改革アンケート」の集計結果によると、約3割の組合員が自己改革について「知らない・わからない」と回答。これを受け、これまでの「自己改革ニュース」よりも内容を簡潔にし、色合いを工夫したり、写真の枚数を増やしたりするなど、読みやすく興味を持ってもらえる紙面づくりにこだわった。
リーフレットでは、3カ年計画(2022年度~2024年度)目標に合わせて、「不断の自己改革の取組み」と題し、農業所得増大に向けた取組みを記載。各種補助事業の実績や生産資材価格高騰対策事業、新規就農者を紹介している。JAで本格的な栽培を新たに推奨する水稲品種「つきあかり」や「小玉スイカ」に関する情報もある。
また、組織・経営基盤の確立として、小学校の稲作体験支援や管内小・中・高校、特別支援学校計60校に管内産の花きを贈った「学校に花を贈ろう」の取組み、地域貢献活動・花育の記事を記載。松本山雅FCや「ミセスジャパン長野」への野菜・花き提供など管内産農産物のPR活動も紹介している。
同課の清水親課長は「JAの自己改革実践に向けた取組みの認知度向上に向けて制作したリーフレットができあがった。ぜひ多くの人にご覧いただき、協同活動などJA事業に参加しようと思っていただける組合員・地域住民を増やしたい」と話している。

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