若手で産地を盛り上げる/花き若手生産者の集い

JA佐久浅間
あいさつする小林専門委員長
あいさつする小林専門委員長

JA佐久浅間花き専門委員会は1月26日、佐久市のJA本所で花き若手生産者の集いを開き、生産者やJA関係者ら20人が出席。カーネーション後継者グループやキク青年部など、品目ごとに活動する若手生産者が一堂に会した。
集いでは、カーネーションやキク、トルコギキョウ、アルストロメリアなど品種ごとの2022年度の実績を振り返り、東京都の大田花き市場の田中浩二マネージャーが「花きの市場流通について」と題し、講演。市場の歴史や競りの移り変わり、長野県の出荷量について説明。「長野県の強みは首都圏に近いこと。輸送コストが他産地に比べてかからないので売りやすい」と話した。
小林守正専門委員長は「花の種類が違っても情報交換をし、悩んでいること、疑問などの意見を出し合ってもらいたい」とあいさつ。参加した若手生産者に向けて「若い生産者のみなさんは、しっかりと勉強して、今年の反省を生かし、来年度は高品質の花きを栽培して、産地を盛り上げていってほしい」と呼び掛けた。

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