課題を共有し対応策を学ぶ/トルコギキョウ専門部

JA佐久浅間
説明を聞く生産者
説明を聞く生産者

JA佐久浅間は、トルコギキョウを花き重点推進品目の一つに位置付け、生産振興に力を入れている。生育に合わせて定期的に栽培講習会を開くなど、新規生産者の確保と育成に取り組んでいる。
JAトルコギキョウ専門部は1月25日、課題を共有し、対応策や作型ごとに栽培のポイントを学び、安定生産につなげようと、佐久市のJA本所で栽培講習会を開き、生産者ら約30人が参加した。
JA全農長野果実花き課の平谷敏彦審議役が、昨年課題になった事項と対応策として、春先の地温確保の重要性や夏場の高温対策、病害虫防除などについて説明。「春定植は気温と地温が低い時期。この時期は地温を上げ、いかに早く根を張らせるかがポイント」と話した。
昨年は、6月下旬から出荷が始まり、9月上旬から9月下旬に最盛期を迎え、11月まで約22万本を関東や中京方面に出荷した。

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