穴あきも“味のある”作品に

JAグリーン長野
講師やJA職員の声も聴きながら、葉の位置を決める女性部員(左)
講師やJA職員の声も聴きながら、葉の位置を決める女性部員(左)

JAグリーン長野女性部松代総支部は1月30日、長野市松代町のJA松代東支所で、「山の幸染め」に挑戦した。午前・午後に分かれて11人が参加。世界に一枚のオリジナルストールを仕上げた。
山の幸染めとは、花弁や木の葉など自然素材を選び、素材の上に幸染め専用の「ハピネスカラーマット」という紙状の染料を重ね、好みの生地上において、アイロンを押し当てる。選んだ素材はもとより、アイロンでの押し付け方やカラーマットの使用回数によって濃淡に違いが出る。女性部員は、マスタード色と桜色のストールのいずれかの生地を選び、桜の葉の中から、形や大きさ、穴の有無など、好みの素材を選び、講師のアドバイスを受けながら、素材と染料を押し当て、オリジナル作品が完成。部員から「虫食いの穴があいた葉を使ってみたけれど、とてもいい味が出て驚いた」「年齢を重ね、暗くなりがちなファッションだけど、このストールで華やかにオシャレを楽しめそう」と笑顔があふれていた。
今回の山野の染めは、JA女性カレッジで先行して開いたところ、好評だった企画。他支部でも、女性部員の要望に応じて開催を検討したい考え。

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