組合員懇談会が開かれる/組合員の声を聴く活動

JA上伊那
職員の説明を聞く組合員
職員の説明を聞く組合員

JA上伊那は1月18日から31日にかけて全12支所単位で組合員懇談会を開いた。各地区で行われた懇談会では地元理事や監事、JA職員が出席。2022年度事業進捗状況報告や、23年度事業計画などを組合員に説明した。
懇談会は「組合員との対話活動」をさらに強化し、より多くの組合員の声を事業の運営や支所を拠点とした活動に反映させることを目的としている。また「組合員の声を聴く活動」は昨年同様、毎月行っている訪問日の際に意見記入用紙を配布。各支所やホームページで組合員からの意見や要望を集めた。
同JAの10年後のめざす姿は「持続可能な上伊那農業の実現」「食と農を基軸とした協同組合の役割発揮」。農業所得増大や、組織・経営基盤の確立に力を入れ、今年度は急激に上昇した農業生産コストに対する独自支援などを行った。来年度は生産基盤の強化として農畜産物の生産拡大に取り組んでいく。また、持続的な地域農業の実現に向け園地維持・管理に対する助成や、農業後継者の確保・育成に向け施設・機械に対する助成にも力を入れていくとした。
1月23日、伊那支所で行われた懇談会には多くの組合員が出席。次世代に向けSNSを使った情報発信などを取り入れてほしいなどの要望が出され、組合員の声を直接聴くことのできる機会となった。
懇談会や組合員の声を聴く活動で寄せられた意見や要望への回答は後日、同JAの広報誌やホームページで掲載する予定。

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