JA信州うえだ管内のグリーンファーム店や資材店舗では、店舗スタッフが常に最新の商品知識を持って接客するよう心掛けている。グリーンファーム店と資材店舗のスタッフ22人は1月13日、上田市国分のJAグリーンファーム中央店で、水稲農薬と商品説明POP作成の研修を受けた。
今回の研修はコロナ下で3年ぶりの開催となった。これから新剤として取り扱う水稲農薬の特性や使用方法について学ぶことと、新たな試みとして、店頭販売に欠かせない商品説明POPの作り方を学んだ。いずれもスタッフが自信を持って商品説明できるようにすることが目的。
この日は、JA全農長野と同JA営農経済部生産資材課が主催し、北興化学工業㈱の中沢勇貴さん、クミアイ化学工業㈱の西尾源悟さん、協友アグリ㈱倉持由衣さんの3人が講師を務めた。各社担当より自社製品について説明があり、新剤の特徴に加え、効果的な使い方についても説明があった。POP研修では、参加者が実際に段ボールを使い、倉持由衣講師のアドバイスを受けながら、それぞれ自信作のPOPを完成させた。
参加者は「水持ちの良くない田や特定の雑草が残る場合の対処など、効果的な使い方を、具体的に教わったので接客で活かしたい」「POP作りのコツがわかると意外に簡単だった」と話した。主催者は「POPはそれぞれ個性的な作品ができた。積極的にPOPを制作し、活気のある店舗にして欲しい」と話した。