地域住民の一時避難所に/JA佐久浅間佐久野沢支所中込店

JA佐久浅間
協定書に署名した浅沼組合長(右)と石山会長(1月12日、佐久市・JA中込店で)
協定書に署名した浅沼組合長(右)と石山会長(1月12日、佐久市・JA中込店で)

JA佐久浅間と佐久市の中込地区区長会は1月12日、佐久野沢支所中込店において災害時における施設利用の協力に関する協定を締結した。
同店は昨年9月に移転して営業を開始。鉄骨造り2階建てで、浸水対策として1階の床を50センチかさ上げし、外周部は100センチの擁壁で覆い、機械設備や空調設備などは2階に設置している。
協定では、使用できる範囲を金融店舗などの事務所を除く、1階と2階の会議室やホール、給湯室など約291平方メートルとした。同JAの浅沼博組合長は「災害時に対応できる設計で建築した。職員がしっかりと災害時に対応できるように準備していきたい」と話し、中込地区区長会の石山道泰会長は「災害は無いほうがいいが、あった時のために連携できることが重要。素早い避難に対応できるため、住民にとってもありがたい」と話している。
中込地区では2019年の台風19号で千曲川支流の滑津川の堤防が決壊するなどの被害があった。

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