安曇野市長訪問 トップセールス実施協力へ感謝

JAあづみ
太田市長(左)と懇談する西牧部会長(右から1人目)と大倉委員長(右から2人目)
太田市長(左)と懇談する西牧部会長(右から1人目)と大倉委員長(右から2人目)

JAあづみりんご部会と同JA果樹園芸専門委員会は1月12日、安曇野市役所を訪れ太田寛市長にリンゴの晩生種「サンふじ」のトップセールス実施協力への感謝を伝え、2022年の生産状況や生産現場の実情を報告した。西牧幸則部会長と大倉典明委員長が各組織を代表して訪問。
太田市長は2022年11月1日、東京都中央卸売市場大田市場で千國茂組合長とともに「サンふじ」のトップセールスを実施。安曇野産リンゴの出来栄えをPRし、市場関係者により一層の消費拡大を呼び掛けた。初競りでは特秀28玉(=10キロ)が10万円で競り落とされた。
22年の生育状況は開花期に気温が上がらず県内で不受精が発生。特に開花の早いサンふじは強く影響を受け、また突風によるキズ果の発生等もあり結果的に出荷数量が伸び悩んだと報告。
太田市長は「リンゴは出荷まで手がかかる。これだけ科学技術や農業技術が進歩してきても作業を機械化できない」と生産現場の実情に理解を示し、「全国的に評判の良いリンゴをこれからもこの地に残していかなければならない」と激励した。
西牧部会長は「産地を維持するため生産者が一丸となってリンゴ生産に邁進したい」と意気込み、大倉委員長は「今年は凍霜害などの災害に見舞われることなく一年を過ごしたい。春先は気象情報などを確認し、各自が出来ることの徹底を図りJAと協力しながら生産していきたい」と述べた。

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