おいしいお米作り続けたい 松川村の茅野純和さん米コンテストで受賞

JA大北
コンテストで受賞を果たした茅野純和さん
コンテストで受賞を果たした茅野純和さん

長野県松川村で水稲栽培を行う茅野純和さん(42)は、昨年12月2日、3日に小諸市で開催された「第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会in小諸」にて国際総合部門で特別優秀賞を受賞した。また、同じく12月10日、11日に静岡県静岡市で開催された「第19回お米日本一コンテストinしずおか」では最終審査を突破し、最高金賞に輝き、自慢の「コシヒカリ」で2コンテストでの受賞を果たした。
今回の受賞を受け、1月10日、茅野さんは同村役場を訪問。平林明人村長に受賞の経過を報告した。
茅野さんは同村へ移住し、水稲栽培を始めて今年で12年目。現在約20ヘクタールでコシヒカリを中心とした食用米を栽培。同村の若手農家のひとりとして日々活躍している。栽培の特徴として一般的な食用米のほかに、農薬の使用を一定レベルまで抑え、有機肥料を使って栽培した特別栽培米や農薬を一切使わない無農薬栽培米を作っている。実際に食べておいしいお米づくりを目指し、土壌分析を行い、肥料を変えたり、有機肥料を積極的に使用するなどして土作りに力を入れ取り組む。特に肥料には魚粕などを加えるなど配合も工夫している。また、コンテストにも毎年出展し、自身の米の評価についても確認し、栽培に活かすようにしている。
茅野さんは「松川村は米の栽培に適している。賞として評価いただいたのはうれしい。これからもずっとおいしいお米を作り続けていきたい」と意欲を話した。報告を受けた平林村長は「環境を活かした、いいお米の作り方をしておりすばらしい。大変おめでたい」と激励の言葉を送った。

MENU