福祉施設へ米・タオルなど寄贈

JA木曽
なんてんの里の湯川事務員に米とタオルを届けた田屋組合長と松下女性部長
なんてんの里の湯川事務員に米とタオルを届けた田屋組合長と松下女性部長

JA木曽と同JA女性部は11日、木曽郡内の高齢者や障がい者などの福祉施設6カ所を訪問し、地元産の米60キロやタオル450本などを贈った。田屋万芳組合長と青木一孝専務理事、そして松下由喜江女性部長をはじめ女性部役員2名が2班に分かれて、老人ホームのサニーヒルきそ、木曽寮、木曽あすなろ荘、なんてんの里、障がい者支援施設の上松荘、児童養護施設の木曽ねざめ学園を訪問した。
木曽町三岳の特別養護老人ホームのなんてんの里では、木曽産米「こしひかり」10キロとタオル90本を同老人ホーム施設管理者の湯川昭紀さんに手渡した。田屋組合長は「この事業も今年で22年目となる。施設の利用者様に少しでもお役に立てればうれしい」と話した。湯川さんは「毎年いただいているお米を利用者がいつも喜んでいただいており、ありがたい」と感謝の言葉を述べた。
新型コロナウイルス感染が未だに全国的にまん延している中、一部の福祉施設では入居者への感染防止のため、寄贈品の受け渡しを玄関先や玄関近くのホールにて行った。
この事業は2002年から始まり、今年で22回目となる恒例の行事。昨年の秋に行った木曽郡農産物品評会に展示した農産物をA・コープきそ店で販売した売上金などで米を購入した。コロナ禍で家族に会うことができない施設入居者を励ます気持ちも込め、JAからの米の贈呈とJA女性部ボランティア活動の一環で部員などから募ったタオルを届けた。

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