収穫と調理する喜びを感じてほしい JA女性部「つぼみの会」がおはぎづくりの先生

JAみなみ信州
つぼみの会メンバーに教わりながらみんなで協力してつくるおはぎつくり
つぼみの会メンバーに教わりながらみんなで協力してつくるおはぎつくり

飯田市の龍江小学校は12月23日、5年生17人が参加し授業で作ったもち米を使ったおはぎづくりに取り組んだ。JAみなみ信州女性部龍江支部の目的別グループ「つぼみの会」や保護者も講師として招かれ、メンバー3人が児童におはぎ作りを指導した。ふかしたもち米を少しつぶし形を整え、あんこ、ごま、きなこの3種類をつくり、みんなで収穫の喜びを味わった。
おはぎを作り終えた児童は「初めて作ったけれど簡単で楽しかった。ゴマやきなこのいい香りがして早くたべたい」など話し、待ちきれない様子を見せた。5年生担任の柴駿斗(しば・はやと)教諭は「地域のお母さんたちに協力してもらい、とてもありがたかった。田植えや稲刈り、はざかけなど大変な思いをして自分たちで作ってきたので食べる喜びもしっかりと感じてほしい」と話した。
今回は同校のクラブ活動などで以前から郷土食を教えている「つぼみの会」に、5年生のおはぎづくりに協力してほしいと同校から依頼を受け講師を行った。つぼみの会の前澤春枝代表は「小学生のうちから調理する楽しさを感じることは大切なこと。食べることに少しでも関心をもってもらえるとうれしい」と話した。

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