肉牛枝肉共励会開催 最高ランクの評価で受賞

JAみなみ信州
最優秀賞に輝いた小原さん(左)と寺沢組合長(右)
最優秀賞に輝いた小原さん(左)と寺沢組合長(右)

JAみなみ信州は12月19日、京都府京都市の京都食肉市場㈱で令和4年度最後の枝肉共励会となる第107回JAみなみ信州枝肉共励会を開催した。同JA組合長、同JA肉牛部会部会長、同JA営農部職員、市場の買参者らおよそ60人が参加した。同共励会には黒毛和牛、合計20頭(和牛雌7頭、和牛去勢13頭)の出品があり、最優秀賞・京都市長賞には飯田市の小原繁さん(おばら・しげる)さんの出品した枝肉が選ばれ、枝肉等級の中でも最高のA5・BMS No.12と評価され、販売単価はkgあたり3,293円となった。
小原さんは現在90頭の和牛を肥育しており、今回の受賞にあたり「飼料などのコストが上昇する中、試行錯誤をしながら良質な肉牛生産を実施してきた成果が出たことはとてもうれしい。今後も良質な肉牛生産に努めたい」と話した。
寺沢寿男組合長は「いまだ収束が見通せないコロナ禍に加え、飼料の高騰など厳しい状況の中でも生産者の努力により高品質な肉牛が生産されている。これからも生産者と一緒になって南信州の畜産業を発展に取り組んでいく」と話した。

結果は以下の通り
▽最優秀賞 小原繁(飯田市)▽優秀賞(株)夢ファームみなみ信州(高森町)▽優良賞 吉川俊男(豊丘村)、(株)夢ファームみなみ信州(高森町)

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