JAみなみ信州は12月28日より同JA特産「市田柿」を使った合格祈願商品「勝利の一打柿」の販売を始めた。
「勝利の一打柿」は勉学に励む受験生にJAからエールを送り、飯田下伊那特産の市田柿を知ってもらいたいと販売を始め7年目の商品。「市田柿」の「市田」を野球の「一打」にかけて名づけられた個包装の市田柿が2個入っている。パッケージには「柿ーン！！」と打球を放つ野球選手が描かれ、裏面には必勝を祈願しただるまに片目の目入れとメッセージが書けるデザインとなっている。
また、同商品2箱と松川町郷原地区の「郷原を楽しむ会」手作りの五角形の合格祈願お守りがセットになった「勝利の一打柿いっぱつ合格セット」も、同JA直売所（およりてふぁ～む・りんごの里・もなりん）や同JAオンラインショプ、同町のふるさと納税の返礼品で販売する。
販売前日の27日、高森町の同JA農産物総合DMセンターで同JA職員10人が参加し、合格への願いを込めて勝利の一打柿のご祈祷を行った。
また、同JAでは公益財団法人長野県学校給食会を通じて、2013年から長野県内の小中学校給食への市田柿を提供している。勝利の一打柿のパッケージで個包装された約4万2千食を供給し、来年1月から2月の学校給食で配布する予定。
同センターの内山清彦課長補佐は「学業に励む受験生や学生の皆さんに食べてもらい、パワーをつけてもらいたい。地域の若い世代の方に市田柿に興味を持ってもらうきっかけになれば嬉しい」と話した。
この日ご祈祷した「勝利の一打柿」と「勝利の一打柿いっぱつ合格セット」はJA直売所およりてふぁ～む、りんごの里で翌日28日から、もなりんでは1月5日から販売を開始。「勝利の一打柿」は1つ390円（税込み）、「勝利の一打柿いっぱつ合格セット」は1,250円（税込み）。