直売所の営業がスタート/いちごや福袋目当てに

JA上伊那
この日を楽しみにいちごを買い求める来店者
この日を楽しみにいちごを買い求める来店者

伊那市西箕輪のはびろ農業公園「みはらしファーム」内でJA上伊那が運営する農産物直売所「とれたて市場」が1月2日、同JAで最も早い営業を開始している。開店前から目当てのいちごを購入しようと列ができ、さいさきの良いスタートを切った。また、毎年人気のいちご狩りもこの日からスタートした。
「とれたて市場」は、「羽広農産物直売所利用組合」の組合員を中心に標高900mで栽培した高原野菜が人気の直売所。季節によって、みはらしファームで収穫体験ができるいちごやスイートコーンなども店頭に並ぶほか、併設する農産物加工所で作られた「みはらしとうふ」や「いちご大福」も人気だ。
営業を開始したこの日は、「みはらしいちご園」の採れたてのいちごが並ぶとあって、来店者は一目散に売り場へと進み、いちごを手に取った。いちごを2箱購入した来店者は「毎年、この時期を楽しみにしている。人気で来ても買えない時もあるので無事買うことができてよかった」と笑顔で話した。この日はいちご狩りがスタートし、終日満員だったことで、直売所に並ぶ数にも限りがあった。そのため、次回の来店を楽しみに直売所を後にする来店者の姿もあった。
また、同利用組合の組合員が生産したゴボウやニンジン、農産物加工品を詰め合わせた福袋3,000円相当のものを1,000円で販売。福袋が目当ての来店者も多く、午前中に完売してしまうほどの人気だった。
同直売所の秋山直樹店長は「直売所や収穫体験でみはらしのおいしいいちごを食べてコロナに負けない元気をつけてもらいたい」と話した。

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