JA上伊那とJA直売部会ファーマーズあじ~な協力会は1月5日、営業開始に合わせ新年の顔合わせを行った。同直売所へ出荷する生産者からなる協力会の会員やJA役職員ら約50人が出席。南箕輪村にある同直売所で商売繁盛や農産物の豊作を祈願し、だるまに目を入れた。
令和4年は10月以降、マツタケの出荷が多くみられたことや、リンゴ・ナシなどの果実も豊作だったことから出荷が安定し、前年並みの売り上げとなった。また、管内のJA農産物直売所3店舗共通のポイントカードや3店舗合同イベントを新たに実施。生産者の所得向上に一丸となって取り組んだ。
JAの西村篝組合長は「直売所は地産地消、国消国産の源。ぜひ1年を通して上伊那産の農畜産物を出荷してもらいたい」とあいさつした。
同直売所では新年の営業に合わせて、紅白餅を先着100人へプレゼント。また、同JAのプライベートブランド「伊那華の」シリーズのリンゴジュースやワッフルなど加工品が入った福袋も10袋限定で販売した。来店した家族は中身が見えず、それぞれ中身の異なる福袋をどれにしようか選びながら買い求めた。
同協力会の出羽澤平治会長は「地元の皆さんに安心しておいしく食べてもらえる農産物を一生懸命つくっていく。また農産物を生産することで地域の皆さんと交流出来たらうれしい」と意気込んだ。