秀逸な作品展示 平事業所で組合員の作品展示

JA大北
自慢の作品を展示した吉澤さん(右)と柴田さん(左)(長野県大町市で)
自慢の作品を展示した吉澤さん(右)と柴田さん(左)(長野県大町市で)

大町市平のJA大北平事業所で1月4日より地元組合員が制作した陶芸作品、絵手紙やわら細工などの作品展示が行われており、訪れる人たちを楽しませている。展示されている作品は2人の組合員が制作したもので、陶芸作品は柴田修一さん、絵手紙とわら細工、彫刻作品は吉澤憲良さんがそれぞれ出展した。
陶芸作品を出展した柴田さんは松本市で活動している「山田炎の会」に所属しており、「信州山田焼」として数多くの陶芸作品を製作している。今回はお皿や花瓶などを出展。柴田さんは「全く同じ作品にはならないので、世界にひとつだけのもの。多くの人にみていただき、陶芸に興味をもってもらえれば」と話している。
また、吉澤さんは、絵手紙と干支の「卯」を模した自前の稲わらを使ったわら細工、彫刻作品などを出展。書道経験と持ち前の手先の器用さを生かし、毎年多くの作品を作っており、特に絵手紙作品は新聞紙面にも度々掲載されている。吉澤さんは「絵の面白さ、絵に対する文章を楽しんでほしい。一枚一枚気持ちを込めて描いているので良さを感じてほしい」と話している。
同事業所の作品展示は地域から親しまれる事業所づくりの一環として毎年同時期に開いている。展示は1月31日まで行われており、土日祝日を除く平日9時から17時まで鑑賞が可能となっている。

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