安曇野市豊科南穂高の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」は5日、新春初売りを行った。地元農産物や日本海直送の鮮魚、福袋などを買い求める来場者で賑わった。午前9時の開店を前に約100人が列を作った。
店内商品を1000円以上購入した先着120人に、りんごジュースや漬物、酒、乾物などを詰め合わせた福袋を配る企画も実施。開店から17分で終了し、好調な滑り出しとなった。
福袋を受け取った松本市島内の矢倉良子さん(67)は「福袋は毎年の楽しみ。新鮮な農産物や鮮魚、加工品が揃っていて、イベントも多くてハイジに来るのが楽しみ。生活の一部になっている」と話した。
後藤祐輔店長は「消費者の期待を裏切らない店舗づくりを進め、管内に複数ある大型スーパーに競り勝っていきたい。そのために生産者の所得が向上するようなイベントや戦略を考え、実施していきたい」と意気込んだ。