豊田小学校稲作体験収穫祭/感謝伝え合い活動締めくくる

JA信州諏訪
児童と関係者が稲作体験の感謝を伝え合った収穫祭
児童と関係者が稲作体験の感謝を伝え合った収穫祭

JA信州諏訪諏訪中央支所は12月22日、諏訪市立豊田小学校5年生(59人)の稲作体験収穫祭に参加した。同支所と管理部の職員、長年同校の稲作体験を支援する地元農家の有志グループ「ファーマーズ」のメンバー計11人が出席。児童と関係者が米づくりの大変さや収穫の喜びを振り返り、感謝を伝え合った。
児童は今年、同校近くにある約3アールのほ場で、もち米「ミヤコガネ」「ヒメノモチ」を栽培。9月下旬に収穫した。
この日は、稲作体験の写真をまとめたスライドショーを鑑賞。代かき、田植え、稲刈り、脱穀のようすが映し出され、児童が「代かきは、最初は汚れるのが嫌だったけどだんだん楽しくなった。土は温かくて柔らかかった」「コツをつかむと上手に稲が刈れた」など各作業の思い出を話した。
その後、感謝状と収穫したもち米でつくったあんころ餅が手渡された。また児童が1年間のお礼としてダンスを披露した。
同グループ代表の藤森一彦さんは「皆良い顔で田んぼに入っている写真を見て、楽しんで米をつくってもらえたのだと感じた。応援できてうれしく思う。苗は次の5年生に受け継ぎます」と話した。
JAからはJAグループの「食と農の学習帳」を1人1冊ずつプレゼントした。

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