子供たちに伝えたい伝統行事 サツマイモの茶巾絞りと黒豆の煮方教室開く

JA信州うえだ
茹でたサツマイモを裏ごしする参加者(12月13日、長野県上田市秋和)
茹でたサツマイモを裏ごしする参加者(12月13日、長野県上田市秋和)

JA信州うえだ西部地区事業部普及推進課は12月12日・13日、上田市秋和のJA旧秋和店で「子供たちに伝えたい伝統行事」として、サツマイモの茶巾絞りと黒豆の煮方教室を開き、二日間で地域住民7人が参加した。
昨年度から始めたこの取り組みは、昔から伝えられてきた伝統行事の「なぜやるか」について、その必要性を考え次世代へ伝えていくことが目的。
今回は、企画段階から同JA管内塩尻地区の女性組織「おひさま」が協力し、事前告知や当日の手伝い、講師の手配を行った。
この日は、生活活動サポーターの玉井香織さんが講師を務め、Ohisama料理教室主宰の王鷲美穂さんが考案した「1時間で出来る大豆の煮方」を参考に黒豆を煮た。
黒豆が煮あがる間は、サツマイモを茹でて裏ごしをし、サランラップを代用して茶巾絞りを作った。
参加者は「黒豆は事前に水に浸しておくものだと思っていたので、乾燥豆をそのまま鍋で煮るとは思わなかった。すごく簡単!」「サツマイモの皮を厚くむく理由が分かってよかった」などと話し好評だった。主催した同地区事業部は「コロナ下で参加人数を縮小し、時間を短縮しての開催となったが、参加者がとても喜んでくれたので、開催してよかった」と感想を述べた。

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