最新資材をPR/JA佐久浅間しらかば地区農機・肥料・農薬説明会

JA佐久浅間
メーカー担当者から説明を受ける来場者
メーカー担当者から説明を受ける来場者

JA佐久浅間は12月15日、佐久市のJA佐久望月支所で「しらかば地区農業機械・肥料・農薬説明会」を開いた。良質米産地で知られる同市浅科地区の担い手生産者グループ「信州あさしな99」が、メーカーとの情報交換の場を設けようと2015年に始めたのがきっかけ。当初は水稲生産者を対象としていたが、昨年から野菜生産者も対象とし、農業用ドローンや最新の栽培管理支援システム「xarvio FIELD MANAGER(ザルビオ フィールドマネージャー)」の展示があり、大勢の来場者で賑わった。
会場には肥料・農薬メーカーなど31社のほか、農業農村支援センターとJA全農長野が相談コーナーを設置。労力軽減や作業時間短縮に向けた最新の機械や資材を紹介した。来場者は各ブースを回り、メーカー担当者に商品の使用方法や特徴などを確認し、来年に向け知識を深めた。
来場者は「新しくて良い物を見つけられればと思って来場した。メーカー担当者から詳しく聞くことが出来て、とても有意義な時間を過ごせた」と話している。
メーカー担当者は「生産者に直接商品の特徴をPRし、生の反応を見られるので今後の商品開発の参考になる」と話した。
事務局のJAしらかば西部営農センターの今井由春調査役は「生産者に最新の資材などの情報を提供し、スマート農業の導入や農作物の品質向上につなげたい」と話している。
JAは今後も生産者のニーズに応え、低コストで安全な農機資材やスマート農業の普及に取り組み、農業所得の増大と地域農業の振興につなげる方針だ。

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