販売出荷報告及び次年度対策研修会が開かれる/来年度の栽培に向け講習

JA上伊那
来年度の栽培に向けた講習会
来年度の栽培に向けた講習会

JA上伊那野菜部会は12月15日、伊那市狐島のJA本所で販売出荷報告及び次年度対策研修会を開いた。同部会員131人が出席。JAの担当職員が2022年度の出荷実績を報告し、23年度の生産計画を説明した。また、来年度の栽培に向けた講習会も行った。
今年、同JAの販売実績は約17億6000万円(11月末現在)。野菜全般でみると天候の被害も少なく数量・販売額ともに例年並みとなった。また、主力品目の一つである白ネギは店頭にそのまま並べられるとして、結束された上伊那産の需要が高まっている。野菜部会では次年度も生産基盤強化対策やJA重点品目の作付面積拡大などに力を入れていくとした。
講習会では来年度に新規導入する品種や肥料、農薬についてJA職員や各メーカーの担当者が説明。変更となる事項を確認した。その後、土壌診断に基づいた施肥について講習を行った。
同部会の大槻金吾部会長は「部会員の皆さんから多くの意見を出してもらえた。講習会を参考に、さらなる品質・収穫量向上に努めてもらいたい」と話した。

MENU