第11回安曇野市牛枝肉共励会 最優秀賞に太田和男さん(=穂高有明)

JAあづみ
最優秀賞を受賞した太田さん(右)と株式会社降籏物産(左)
最優秀賞を受賞した太田さん(右)と株式会社降籏物産(左)

11月15日、安曇野市農業再生協議会やJA全農長野らが主催する「第11回安曇野市牛枝肉共励会」が大阪府の大阪市食肉市場(株)で開かれた。審査の結果、最優秀賞の安曇野市長賞にはJAあづみ管内で和牛を肥育する太田和男さん(=穂高有明)の和牛枝肉が輝いた。
共励会には、市内の生産者6戸の育てた肥育牛19頭の出品があり、公益社団法人日本食肉格付協会が定める審査基準に基づき、2人の審査員が肉のサシ(霜降り)や色合い、きめの細かさなどを厳正に審査した。太田さんの枝肉は、霜降りの度合いや肉の旨味、柔らかさの評価基準「BMS」が12段階中11と出品牛の中で最も高く、体系や歩留まりなど品質の高さが総合的に評価され受賞に繋がった。
この共励会は、信州安曇野市内の肥育牛生産者の技術の研鑽と産地の共販体制を強化し、牛肉流通体系の充実を図るとともに「信州安曇野牛」の品質向上に資することを目的に、今回で11回目を迎えた。
12月20日、安曇野市役所で「第11回安曇野市牛枝肉共励会表彰式」を開いた。生産者やJA職員、協議会員ら約10人が出席。同市農林部の赤澤部長が賞状や副賞を手渡した。
太田さんは「信州安曇野牛が広く周知されるよう、高品質で重量があり、捨てるところが少ない牛の肥育に励みたい」と意気込んだ。

最優秀賞以外の受賞者は次の通り。かっこ内は地区名。
▽優秀賞=株式会社降籏物産

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