次年作に向けて/JA佐久浅間ぶどう栽培振興プロジェクト

JA佐久浅間
講習を受ける参加者ら
講習を受ける参加者ら

佐久浅間はぶどう栽培プロジェクトチームを始動し初めての冬を迎える。
これまでブドウ(巨峰等)の栽培は寒害による枯死、生育不良が原因で栽培が定着せず栽培農家が少ないことが課題だったが、2021年に立ち上げた14プロジェクトの一つ「ぶどう栽培振興プロジェクト」を立ち上げ、新たにブドウ栽培指導の専門技術員をチームに招きモデル圃を設け新規栽培者の指導をしている。
11月29日、佐久市塚原のJAブドウ栽培実証圃で防寒対策とわら巻き講習会を開いた。生産者21人が参加した。
寒害対策として稲わらを主幹部に巻き寒さや凍害などから守る為わらの上から反射マルチ等などで覆う事や地際部には盛り土をするなどの保護方法を実演した。森田信一郎審議役は「防寒を行う目的は、冬場の極低温から守り春先の日射しによる樹体温度上昇を防ぐ」と説明。
参加者は「数年前からブドウ栽培をしていた。今まではインターネットなどで調べ自己流でやっていたが、全く違っていた。この地区にあったやり方で行うことが重要だとわかった」と話した。

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