小林豊さんが最高金賞/JA佐久浅間一番うまい米コンテスト

JA佐久浅間
受賞者と関係者ら
受賞者と関係者ら

JA佐久浅間と同JA米穀専門委員会は12月2・3日、小諸市文化センターで開催された「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」での地域大会として「第4回一番うまい米コンテスト」を開いた。213点の応募から、最高金賞に佐久市の小林豊さんの「コシヒカリ」が選ばれた。
佐久地域の水稲生産者の知識と技術、意欲などの向上とともに、地域住民においしいお米の産地として改めて認識してもらう機会として開催している。
11月上旬に行った1次審査で、穀粒判別機による整粒、着色粒などの形質を測定し、食味分析器でタンパク質やアミロースなどの評価値を算出して22点を選出。味度メーターによる2次審査で味度値を算出して10点を選んだ。2日の最終審査で国際大会の審査員やJA常勤役員、米穀専門委員会の役員ら10人が食味審査で外観や香り、味、粘りなどを評価した。
最高金賞の小林さんは「日々の努力が実を結んだ結果だと思う。この賞を励みに来年はもっとおいしい米を作りたい」と受賞の喜びを語った。
JAの浅沼博組合長は「年々レベルが向上し、とてもおいしくて甲乙付け難かった。佐久地域の米は評価が高いので、これからもおいしい米を生産してほしい」と話している。
最高金賞以外の受賞者は次の通り。
▽金賞=岡村賢治(佐久市)▽銀賞=石田慎二(佐久市)

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