地域の魅力を伝える直売所の食育活動 たくさん食べて大きく育って

JAみなみ信州
直売所での社会見学を楽しむ児童ら
直売所での社会見学を楽しむ児童ら

JAみなみ信州農産物直売所およりてふぁ~むは11月25日、飯田市鼎の同直売所で阿智村の阿智第三小学校3年生11人の社会見学で直売所の見学を行った。同直売所の見学や買い物体験などを行い、直売所や地域農産物の魅力を児童らに伝えた。
同直売所の宮澤晴紀所長は「みなさんの住んでいる南信州はおいしい農産物がたくさん育つすごい地域。直売所は生産者さんが育ててくれた新鮮でおいしい食材がたくさん並んでいるのが一番の魅力です。みなさんもおいしい食材をたくさん食べて大きくなってください」と児童らに語りかけた。実際に並ぶ商品を見せながら、少しでも多くの商品が売れるように包装の仕方やシールを貼るなど、生産者の工夫もわかりやすく説明した。
その後児童らは同直売所内の「飯田漁港」でまぐろを切り分け商品として並ぶまでの作業も見学と、同直売所内での買い物体験をした。児童は「お母さんに頼まれていたみかんを買えてよかった。予算のなかで買うのが難しかったけど楽しかった」や「おいしいものがいっぱいあることがわかった。またおよりてふぁ~むに来てたくさん買いたい」などと話し、目当ての商品を探し直売所での買い物を楽しんだ。
同校3年生担当の星野渡(ほしの・わたる)教諭は「直売所とスーパーとの違い、それぞれの良さなどを学び、実際に買い物を体験することで理解を深めることができた。コロナ禍で外に出て地域との交流が制限されるなかで貴重な体験ができありがたかった」と話した。

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