JA信州諏訪は12月5日、富士見町のJA会館ふじみで「第48回諏訪花き立毛品評会・2022なんしんフラワーフェア褒章授与式」を開いた。受賞した生産者、来賓、JA役職員約50人が出席。日頃のきめ細やかな栽培管理や高品質な花きの出荷を称え、受賞者計30人に表彰とトロフィーを授与した。
なんしんフラワーフェアの褒章授与式は2022年度、コロナ禍の影響で全体での開催は中止。JAが毎年この時期に行っている立毛品評会同式と合わせ、JA独自で開いた。審査項目は草姿、病害虫の有無、品質など。県の関係者やJA全農長野、JA職員が比較審査し、順位を取決めた。
立毛品評会の最優秀賞(長野県知事賞)は、2回切カーネーションを栽培する下諏訪町の星野仁志さんが受賞。なんしんフラワーフェアのJA内最優秀賞(長野県知事賞)は、輪ギクを出品した富士見町の三井静明さん、トルコギキョウを出品した茅野市の両角哲雄さんが受賞した。
星野さんは「受賞できて光栄。次年度の定植が始まるので、しっかりと栽培管理を行い、美しい花を出荷したい」。三井さんは「厳しい気象条件のなか、受賞できたのは関係各位の力添えと感謝している。今後もご指導いただきたい」。両角さんは「満足のいく花を出品できたのが結果に繋がってうれしい。消費者に喜んでもらえるものを出荷していたい」と話した。