イベント需要へ「冷蔵シャインマスカット」おまたせ

JAグリーン長野
検品をすすめるJA職員
検品をすすめるJA職員

JAグリーン長野ぶどう部会で、「冷蔵シャインマスカット」の出荷が最盛期を迎えた。11月27日から出荷を開始し、新規出荷者2人を含む14人が12月15日まで出荷に取り組む。市場の要望に合わせて予め生産者ごとに数量を指定し、出荷量を日ごとに調整。関東・地元・関西の重点取引市場へと出荷し、安定高単価での販売をめざす。
12月7日からは歳暮・クリスマス・年末年始などのイベント需要に向けた「重点販売期間」として、数量を増やし、「化粧箱入り」「舟形入り」「パック詰め」と、品質に合わせて荷造りしたものを出荷。2か所の流通センターで取り扱ううち、松代農業総合センターでは、長野市篠ノ井・松代地区の生産者の荷をまとめ、センター職員と営農技術員が立ち会い、粒揃いや着色(熟度)、荷姿など、検品を行っている。出荷に立ち寄った生産者は「特に化粧箱品は荷造りに手間がかかるが、喜んでもらえるようにやっていきたい」と話した。松橋宏和 同センター長は「生産者さんごとにしっかり選別しながら良いものを出荷していただいている」と話し、引き続き品質をそろえた出荷を呼び掛けた。
出荷量は2,500ケース(1ケース5㎏換算)を予定。JAでは、ぶどう部会と連携しながら、冷蔵販売に取り組む生産者を増やしていきたい考え。

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