JA常勤役員、室・事業部長と懇談 現場の声をJA事業に活かして

JAあづみ
意見を述べる青壮年部員(左から2人目)
意見を述べる青壮年部員(左から2人目)

JAあづみ青壮年部は6日、安曇野市豊科のビレッジ安曇野で「JA常勤役員、室・事業部長との懇談会」を開いた。部員やJA役職員ら約30人が参加、JA事業に対する意見や要望を伝えた。同会は、生産者である部員が日頃感じている想いや意見、要望などをJA事業に活かしてもらいたいと毎年開催している。
コロナ禍や農業生産資材価格高騰など農業を取り巻く環境が厳しさを増す中、生産者である部員とJAが協力し、さらなる農業振興を狙う。
開会にあたり、鶴見亮太部長は「JAと協力する中で、組合員組織や地域農業の活性化による農業者の所得増大、未来へ持続できるための生産拡大を図っていきたい」と挨拶した。
懇談会では「JA営農指導員や生産者が協働し、有機農業の栽培技術や研究を進めて欲しい」と自然環境に配慮した将来の農業の在り方を提言したほか、「後継者不足への対応策」や「安曇野スイス村ハイジの里のオンラインショップ」、「水田転作」、「資材価格高騰対策」、「組合員メリット」など営農関係を中心に約20の意見や要望を伝えた。
部員らの意見や要望に対し、千國茂組合長やJA役職員が一つ一つ丁寧に回答し、約2時間懇談した。
千國組合長は「営農を中心に率直な意見をいただきありがたい。みなさんの声を吸い上げ、実現可能な事から進めたい」と述べた。

MENU