平和の種プロジェクトにJA女性部が賛同 育てたひまわりの種を贈呈

JAみなみ信州
集まった種を贈呈するJA女性部三役
集まった種を贈呈するJA女性部三役

JAみなみ信州女性部は14日、同JA本所で「ひまわり応援隊平和の種プロジェクト」に賛同し各支部で育て集めたひまわりの種を、同部役員3人が同プロジェクトの堀本善正代表へ贈呈した。約43kgの種が集まり、種がいっぱいに詰まった5箱を贈呈した。
同プロジェクトはウクライナの国花であるひまわりを育て、種から搾った油を販売した収益でウクライナをはじめとした平和復興のため支援寄付を行う活動を行っている。同プロジェクトに同部も賛同し各支部で取り組みを行い、支所の花壇に種を蒔いたり、部員へ配布したりするなどして活動を広げてきた。6月頃に種をまき8月頃に満開を迎えたひまわりの鑑賞を楽しみ、10月頃から種の回収をした。
同部の今牧由紀子部長は「急な声掛けにも関わらず、多くの部員の皆さんに取り組んでいただき想像を超える量の種が集まった。種とともに部員の皆さんの思いもお届けできたらうれしい」と話した。
堀本さんは「多くの女性部の皆さんに賛同いただき感謝します。お預かりした種は大切にひまわり油にして平和復興のために活用させていただきます」と話した。
同プロジェクトは飯田市内の有志でつくるひまわり応援隊平和の種プロジェクト実行委員会が「平和の尊さを再確認し、皆で力を合わせ平和復興支援の一助」として取り組む事業。地域の団体や企業、保育園などに賛同を呼びかけひまわりの種の配布、回収を行い、今後種から搾油し瓶詰めしたひまわり油を一般販売。その売り上げから支援寄付を行う活動に取り組んでいる。

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