味で勝負の「合戦りんご」販売 収穫感謝祭大盛況!

JA信州うえだ
品定めする来場者(11月26日、長野県上田市殿城)
品定めする来場者(11月26日、長野県上田市殿城)

JA信州うえだは11月下旬、管内7会場で収穫感謝祭を開き、生産者やJA職員が農畜産物の販売を行った。
一年の収穫に感謝し、地元特産のリンゴやキノコなど農畜産物のPRと消費拡大を目的としている。
11月26日、メイン会場となる上田市殿城のJA農産物流通センターでは、味で勝負の「合戦りんご」と称して、リンゴ「ふじ」の産地直送申し込み受け付けをはじめ自家用リンゴ、キノコ、牛肉、新米など新鮮な農畜産物の販売の他に、農業機械や軽トラックの展示販売も行った。
この日は、県内外から大勢の方が訪れ、午前8時の開場時には、目当てのリンゴを買い求める来場者で長蛇の列となった。新型コロナウイル感染防止のため、リンゴ即売会場では入場制限をしながら販売した。
埼玉県からの常連客は「毎年、信州うえだのリンゴを楽しみにしている。この日にあわせて仕事を休んで来た。今年のリンゴを早く味わいたい」と嬉しそうに話した。
同JA眞島実組合長は開催にあたり「春先には、一部の地域で凍霜害・降雹被害が発生したが、全般的には穏やかな天候に恵まれ、農家の皆さんの努力により豊かな収穫の秋を迎えることができた。皆さんには、信州うえだ産のおいしい農畜産物を、存分に味わって欲しい」とあいさつした。
「合戦りんご」とは、自然環境の中で育つリンゴには、多少の傷や色ムラがあっても味にはそん色なく、戦国武将の真田氏が、戦い、傷つき、それでも上田の地を守った姿に重ね合わせ名付けた。

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