来年は色々な野菜を作りたい あぐりキッズスクール(野菜コース)修了

JAあづみ
料理・デザートを調理する参加者ら
料理・デザートを調理する参加者ら

JAあづみは27日、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」の食育ルームで「あぐりキッズスクール(野菜コース)」の最終講座を開いた。小学3~6年生とその家族計15人が参加、同コースで11月中旬に収穫した野菜や夏秋いちごを使った料理・デザート作りに挑戦した。
JA職員が講師となり、収穫したジャガイモや米粉を使った「クリームシチュー」や「夏秋いちごの寒天ゼリー」などを調理した。
参加者は、親子で協力しながら調理し完成した料理とともに記念写真を撮るなど忘れられない時間を過ごした。
参加した片岡蓮月くんと旭くんの兄弟は、「自分たちが種まきや植え付けから収穫までした野菜を調理できてとても楽しかった。来年も参加して色々な野菜づくりに挑戦してみたい」と話した。
同講座は、JA創立50周年を記念した企画で8年目。23年度も「果樹コース」や「水稲コース」、「野菜コース」の3コースを展開し、「食」と「農」の大切さを伝えるとともに、各組織と連携した事業の展開から地域の子どもを中心に将来の「農業人」の育成を目指す。
事務局を務めた営農経済事業部農業企画課の吉澤大和課長代理は「同講座がさらに地域に浸透し、農業を身近に感じてもらい、農業の大切さが伝わる活動になるようカリキュラムの充実と体制を整えていきたい」と意気込んだ。

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