今期もありがとう 軽トラックの荷台に新鮮な野菜がずらり

JA松本ハイランド
ズラリと並ぶ軽トラックの周囲に大勢集まり、最後の営業を楽しんだ
ズラリと並ぶ軽トラックの周囲に大勢集まり、最後の営業を楽しんだ

JA松本ハイランド女性部の有志らが自ら育てた農産物を軽トラックなどの荷台に積み込み、対面販売をする「軽ットラ市」が11月26日、今期の最後の営業を行った。松本市南松本にある同JAグリンパルの駐車場で実施。今年も、5月以降、毎週土曜日に新鮮な野菜をたくさん積んだ軽トラックで営業を行ってきた。
軽ットラ市で販売した全ての農産物は、同JAに栽培管理日誌を提出し、農業生産工程管理(GAP)に取り組み栽培。毎年、オープン前には、生産者全員が同JAの栽培講習会を受講し、安全・安心への対策を徹底して行っている。新鮮な農産物が安価で手に入るとあって、毎年訪れる常連客もいるほどだ。
最終日は、セルリーやリンゴ、白菜、キャベツなどを販売。旬の農産物が山積みの軽トラックの周りには大勢の来場者が集まり「毎週土曜日の楽しみだったよ。終了になるのは寂しいね」「今日は、最後だからリンゴをたくさん買ってかなくちゃね」など今期の営業終了を惜しんでいた。常連客の中には、今期の営業の感謝を込めたプレゼントを持参する人もいるなど、軽ットラ市が地域住民の交流の場としても一役買っていた。
軽ットラ市運営責任者の矢島牧子さんは「仲間が結束して活動してこられたからこそ、営業してきた。お客さんとのふれあいを楽しみつつ、安全・安心な食品をみなさんへ届けることができた」と話した。

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