農業女子応援 機械操縦の基礎学ぶ

JAあづみ
実演会で農業機械を操作する参加者(中央)
実演会で農業機械を操作する参加者(中央)

JAあづみは29日、安曇野市堀金の全農長野営農研修センター構内で開かれた「JA農業機械 農業女子応援講習会」に参加。JAあづみ女性部員やJA職員ら14人が管理機や刈払機の操縦方法や運転時の注意点を学んだ。長野県農協生産資材事業推進協議会農機専門部会中信支部主催、受講料は無料。
農業機械の魅力を女性にも伝え、農業における女性の活躍をJAとともに応援することが目的。便利な農業機械に営農意欲湧く講習会となった。
同会には管理機やトラクター、刈払機の計10台ほどが用意され、参加者は2班に分かれて、各メーカー担当者から操作方法や機械を安全に長持ちさせる秘訣、操作上の注意事項などの説明を聞いた後、
同センターに隣接する畑では、管理機とトラクターの実演講習が行われた。担当者によると実演で使用した管理機は6馬力。女性でも片手で簡単に操作できるほど軽量化し、家庭菜園に最適で価格は20万円ほど。ウクライナ戦争の影響で農産物などの価格が高騰していることから、家庭菜園を始めたいという消費者から管理機などに対する問い合わせが増えているという。
同JA女性部員は「畑の畝立てはいつも主人に任せっきりだったが、管理機を使えば思った以上に簡単にできることがわかった。学びの多い講習会だった」と述べた。
JA全農長野中信事業所営農資材課の尾澤正之監理役は「農業機械に触れ、自分の手で動かし、農業の楽しさや魅力を感じていただけたのではないか」と話した。

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