子ども食堂へ米とみそを提供/地元農畜産物・加工品のPRと食農教育として

JA上伊那
農産物を見ながら意見を交わす白鳥常務(中央)と古畑代表運営委員(左)
農産物を見ながら意見を交わす白鳥常務(中央)と古畑代表運営委員(左)

上伊那農政対策委員会は、地元産の米140kgとみそ約11kgを上伊那地域子ども応援プラットフォームが支援する「信州子どもカフェ」へ提供した。11月12日、伊那市狐島のJA本所では同委員でJAの営農経済担当常務を務める白鳥健一常務と同プラットフォーム代表運営委員の古畑克己さんが意見を交わした。
同JAは新型コロナウイルス感染症拡大の観点からJA上伊那まつり・支所祭を中止とし、本所・支所別に独自で代替企画を実施している。このうち本所では今年、「Welcome JA!」と題し実施。その企画の1つとして上伊那産の農産物・加工品の総重量を当てる「農産物重量当てクイズ」を企画した。同委員会からはJA上伊那のプライベートブランド「伊那華の」シリーズから上伊那産コシヒカリの「伊那華の米」と上伊那産大豆を100%使用した「伊那華のみそ娘」を手配。展示終了後の消費先として、上伊那産農畜産物・加工品のPRと食農教育のため、地域の子どもたちへ食事を提供する「信州子どもカフェ」を選んだ。
11月12日の「Welcomee JA」当日には古畑代表運営委員が会場を訪問。白鳥常務と意見を交わした。白鳥常務は「上伊那農政対策委員会としても地産地消に取り組み、今後互いにできることがあれば協力していきたい」と話した。古畑代表運営委員は「『信州子どもカフェ』の認知度拡大にご協力いただき感謝している。今回を機に連携を深めていきたい」と話した。
同JAでは各支所の組合員組織課を中心にフードドライブに取り組み、組合員・利用者から米や缶詰などを集め、同プラットフォームへ提供している。

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