自分たちが育てたサツマイモで販売会

JA信州諏訪
あつあつの焼き芋を手渡す花岡さん(左)
あつあつの焼き芋を手渡す花岡さん(左)

JA信州諏訪女性部湖北ブロックは11月26日、岡谷市のJA岡谷支所川岸営業所で焼き芋販売会を開いた。部員やJA職員合わせて15人が参加。同市の高林農園の高林純夫さんも協力した。用意した約25キロは1時間ほどで完売。地元住民など、焼き芋を買い求める人で賑わった。
焼き芋販売会は、サツマイモの栽培から販売までを行うJA女性部活動の一環。焼き芋にしたのは、同市が栽培を推奨する品種「シルクスイート」。6月上旬に同市から苗100本の提供を受け、約2アールの遊休農地に定植。生育状況を見守りながら10月上旬に掘り起こした。
販売会は、営業所駐車場に用意した特設コーナーで行った。専用の鉄製釜で石焼き芋をつくり、焼きたてを来場者に提供した。部員がそれぞれの家庭菜園で作ったホウレンソウやダイコン、チンゲンサイなどの野菜や米、手芸品なども並びどれも好評だった。
ブロック長の花岡ちづ子さん(70)は「自分たちで育てたシルクスイートが全部売り切れてよかった。部員同士が協力して栽培を楽しんできたことが、今日の笑顔につながったと思う」と満足そうに語った。

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