安全安心な給食に興味をもって 直売所の食育活動

JAみなみ信州
直売所の見学をする児童ら
直売所の見学をする児童ら

飯田市鼎にあるJA農産物直売所およりてふぁ~むは3日、同市の鼎小学校1年生およそ120人を対象に同直売所の見学を受け入れた。同直売所では同校の給食を作る矢高共同調理場に食材を提供していることから、給食を通じた食への興味を深めてほしいと、野菜やきのこを同直売所へ出荷する生産者とともに児童らを迎えた。
迎え入れた木下周次同直売所部会長ら生産者3人は「およりてふぁ~むに来たことがある人はいますか?」など質問をしながら、「みなさんに元気に大きくなってもらうように一生懸命野菜を作っています。たくさん食べてくださいね」と生産者の想いを伝え、それぞれが生産するにんじんやじゃがいも、きのこを児童らに手渡し交流した。
同直売所を見学した児童は「お店には野菜やくだものがいっぱいあった!」「農家さんが作ってくれる給食の野菜は全部食べるようにがんばりたい」などと感想を話した。
同直売所の宮澤晴紀所長は「農家さんが安全で安心な食材をつくってくれていることや、この地域にはおいしい食材がいっぱいあることが伝わったらうれしい」と話した。
1年生学年主任の金田美代教諭は「子供たちの身体を作る大切な給食がどのようにつくられているのか学ぶ貴重な機会になった。子供たちの心に残り、安全安心な給食をいっぱいたべて元気に成長してほしい」と話した。

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